東京都が11月27日に「第二次都庁改革アクションプラン」を発表。12年12月の「都庁改革アクションプラン」では、第2部−第1−「2 コスト管理の徹底」−「(1) 予算・財政制度の見直し」で 「現行の公会計制度については、従来から、「単式簿記によるストック情報の欠如」「現金主義によるコスト情報の欠如」など、いくつかの弱点・欠点が指摘されてきました」という誤った認識が示されていたが、今回は、「地方自治体の会計制度である単式簿記・現金主義の官庁会計方式では、現金の移動以外の資産・負債の情報や当該年度に要した真のコストが不明確であるため、財務内容の全体像が適切に表示されないという問題があります」と少しは真っ当な表現になった。(2003/11/28)